しし座流星群 

しし座流星群とは、太陽を33年周期でまわるテンペル・タットル彗星から放出された塵(ちり)が、地球の大気にぶつかって起こる発光現象です。
しし座を中心として流れ星が放射状に飛びだすように見え、ほかの流星群にくらべて明るく、流星痕(りゅうせいこんを残す流星が多く、また短時間に多数の星が流れるのが特徴です。
しし座流星群は毎年11月17・18日ごろをピークに数日間見られますが、普段は、それほどたくさんは見られません。
しかし、母彗星のテンペル・タットル彗星が地球軌道に接近する33年に1度、「流星雨」と呼ばれるほどのたくさんの流星が見られことがあり、その記録は古く、西暦902年に中国の天文学者がしし座流星雨を見たという報告があります。
1966年の出現では、アメリカのアリゾナ州キットピークで、突発的に1秒間に40個もの流星が観測され、大出現となりました。

 

1998年のしし座流星群

1998年の出現

2001年のしし座流星群

2001年の大出現

 2002年のしし座流星群-アニメーション

2002年の出現(アニメーション)

 



Picture Gallery TOP ヘ