1998年の「しし座流星群」

1998年は、しし座流星群の母彗星であるテンペル・タットル彗星の33年回帰の年に当たり、大出現が期待されました。
テレビなどマスコミにも大きく取り上げられ、社会現象化した「しし座流星群」でしたが、期待された程の出現はなく、1時間に100個程度に留まりました。
しかし、明るい流星もいくつか出て、寒い中、見た甲斐があった人も多いと思います。

 

1998年11月18日  3時00分〜3分ガイド撮影
撮影地:桜川天体観測所(茨城県桜川村)
機材:キャノン50mmレンズ(F1.8)・ フィルム: ISO800
(流星出現時刻不明)

  北斗七星(おおぐま座)を横切るようにして流れた流星が
  見事に写っています。 推定等級 −3等

上の写真の流星部分を拡大したもの。色の変化が美しい。
 
撮影者: 内堀健二 

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1998年11月18日  0時05分〜10分ガイド撮影
撮影地:桜川天体観測所(茨城県桜川村)
機材:オリンパスM-1,ズイコー50mmレンズ(F4),フィルム: フジISO800
 写した写真の一部をトリミング
 流星出現時刻: 0時07分15秒(流星等級: −1等)

  オリオン座の1等星ベテルギウスの北東あたりからリゲルをかすめ、
  オリオン座を斜めに横切るように流れた流星。
  写真左上の明るい星が1等星のリゲルで、流星はカメラのレンズの絞りを
  F4まで絞った為に、かなり暗く写っています。 

撮影者: 長谷川久也
 

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さて、一体いくつの流れ星が写っているでしょうか?

1998年11月18日 
撮影地:栃木県今市市

 全天カメラで写したしし座流星群です。 散在流星も写ってますね。
 いくつ写っているか見つけてみてね (^^)。 
 まず、「ししの大鎌」を探してみて下さい。
 そこから放射状に流れているのがしし群です。

撮影者: 久保庭敦男

 



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