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マックホルツ第1彗星(96P)

1986年4月23日にアメリカ、カリフォルニア州のアマチュア天文家、ドナルド・エドワード・マックホルツ氏(Donald Edward Machholz)が発見した彗星です。
公転周期5.24年のマックホルツ彗星(96P)は、近日点距離が約0.12AU(天文単位:1天文単位は地球から太陽までの距離)と太陽に非常に接近する軌道をとるため、太陽接近時に急増光します。
発見当初は1986J2と仮符号が付けられていましたが、その後、周期彗星であることがわかり96Pと確定されました。
木星族の周期彗星で、毎年1月はじめに極大を迎える「しぶんぎ座流星群」の母天体とされています。



2012年8月5.46042UT (UT
撮影地:香取天体観測所
機材:23.5cmF6.3シュミカセ+BITRAN BT−11E CCDカメラ
<<撮影者のコメント>>
昨夜は西空を捜索しました。
The Skyで近くに96P/Machholzがいることが分かったので 撮ってみました。
核(m2)光度で12.7等でした。
尾が面白い形をしていたので紹介します。
撮影者:野口敏秀




2007年5月12日 3h11m08s〜18s(10秒露光)>
撮影地:第2利根彗星観測所
機材:20cm反射望遠鏡(F6)+ST-9E


2007年5月12日 3h20m50s〜3h21m00s(10秒露光)
撮影地:第2利根彗星観測所
機材:20cm反射望遠鏡(F6)+ST-9E

<<撮影者のコメント>>
96P/Machholzwを(新天体)捜索の合間に撮影しました。
2枚の画像を比較すると移動の様子がよく分かると思います。
撮影者:古山茂





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