ラブジョイ彗星(C/2007E2)

ラブジョイ彗星(C/2007 E2)は、2007年3月15日にオーストラリアの天体観測家テリー・ラブジョイ氏(Terry Lovejoy)によって、10等級で発見されました。
200mm F2.8のレンズを装着したキヤノンのデジタルカメラ350D(EOS Kiss Digital N)で撮影された写真による発見です。
デジタル1眼レフカメラによる彗星発見は、世界でこれが初めてとなります。
この彗星は3月27日に太陽に1.1AU(天文単位)ほどに最も近づいた後、4月25日には地球から約0.4AU(天文単位)の約6千万kmまで接近しましたが、光度の方は7〜8等止まりとなりました。



2007年5月12日 3h00m45s〜55s(10秒露光) 第2利根彗星観測所にて
機材:20cm反射望遠鏡(F6)+ST-9E

<<撮影者のコメント>>
「スカイセンサー2000PC」のエンコーダーが壊れてしまい、2ヶ月間CCDカメラが使用出来ませんでした。
昨日、修理が完了し、ビクセンから返送されて来ましたのでLovejoy彗星を撮影してみました。


撮影者:古山茂







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