ダレスト彗星(6P/d'Arrest)
1851年6月28日にドイツのダレスト氏:Heinrich Ludwig d'Arrest (Leipzig天文台 ,
Germany) がうお座に発見した周期6.53年の周期彗星です。発見当日は「大変淡い」と彗星のイメージが記述されています。 翌晩は濃いモヤのために観測出来ず、30日に観測した時は「大きく淡い」とダレストは言っています。 1976年の回帰の時は、8月13日に彗星の近日点と地球最接近(0.15AU)の日が重なり、4.9等で1度の尾が観測されています。 なお、この彗星は、1678年にフランスの数学者で天文学者でもあったフィリップ・ド・ラ・イール氏(Philippe de La Hire)が観測した彗星と同一のものであることが指摘されています。 |
2008-7-22 古山茂 |
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