バーナード 第2彗星(177P)
2006年6月23日、アメリカのリンカーン研究所の地球接近小惑星サーベイプロジェクト(LINEAR)がへびつかい座に発見した17等級の天体は、追跡観測でコマが観測され、彗星であることが判明しました。 さらにその後の計算の結果、何とこの彗星は117年前の1889年6月にアメリカのバーナードが9〜10等級でアンドロメダ座に発見した彗星と同一な彗星である事がわかったのです。 バーナードが発見した当時、公転周期は約128〜145年の間と計算されていましたが、観測期間が短かった為に軌道には大きな誤差があったとみえて、120年足らずで戻って来たという訳です。 |
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2006年8月4日 23h02m40s〜03m40s(60秒露光)
20cm(F6)反射望遠鏡使用 ST-9Eにて撮像 |
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