李・スワン彗星 （C/2009 F6　Yi-SWAN）

２００９年４月４日、アメリカのプロ天文家Rob D. Matson氏は、SOHOウェブサイトにある紫外線のSWANイメージから彗星らしい天体を発見しました。 小惑星センターのNEO Confirmation Page に掲載後、複数の観測者によって彗星であることが確認されました。 しかし、この彗星は既に３月２６日に韓国のアマチュア天文家イ・デアム氏（李大岩，Dae-am Yi)が、Canon 5Dと90mm（f/2.8）レンズによって約８０秒間隔で６０秒露光の２枚から、「明らかに青緑がかった1'のコマのある彗星」として発見していましたが、アメリカスミソニアン天文台の中央局（CBAT)に知らされるのが遅れ、その間にMatson氏も独立にこの彗星を見つけたので、李氏とSWANの名前が付きました。 日本からは、２００９年４月末まで周極星となって見えました。

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