ファン ネス彗星(213P) 

アメリカのファンネス氏(M. E. Van Ness,ローウェル天文台)は、2005年9月10日(世界時,以下同様)に撮影した3コマの画像から、新彗星を発見しました。
59cmLONEOSシュミット望遠鏡にCCDカメラを取り付けて、9月10.41日〜10.45日に撮影された画像からの発見です。
光度は17.0等で、中程度に集光した細長いコマは20秒角あり、PA240°の方向に245秒角の扇状に広がった尾を持っていました。
アメリカのLINEAR
(the Lincoln Near Earth Asteroid Research:リンカーン地球近傍小惑星探査)プログラムでは、発見前の画像が識別されていて、口径1mの望遠鏡+CCDによる画像では、8月4.39〜4.43日(5コマに17.8-19.3等),16.39〜16.44日(4コマに18.6-19.4等),31.33〜31.38日(5コマに 18.5-20.1等)が撮影されています。
いずれも恒星状に写っていたとのことです。


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2011-07-10
ファン・ネス彗星(213P) 2011/7/10
古山茂
2011-08-06
ファン・ネス彗星(213P) 2011/8/6
古山茂
2011-08-10
ファン・ネス彗星(213P) 2011/8/10
古山茂
2011-09-27
ファン・ネス彗星(213P) 2011/9/27
古山茂





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