岡崎・レビー・ルデンコ彗星(C/1989Q1) 

1989年8月25日に、アメリカ・アリゾナ州のレビーさん(David Levy)が口径40cmの反射望遠鏡で、翌26日にはアメリカ・マサチューセッツ州のルデンコさん(Michael Rudenko)も口径15cmの屈折望遠鏡で、それぞれ独立発見しました。共に眼視発見でレビーさんは10等級、ルデンコさんは11等級と報告されています。
その後、山形県の岡崎清美さんも口径25cmのシュミットカメラで24日に撮影したパトロール写真から13等で発見していた報告があり、この報告も独立発見と認められ、発見の早い順に3人の連名の彗星となりました。
11月には太陽に0.64天文単位まで接近、同時に地球にも接近したため、明け方の空で5等級の明るさになり、5度以上のイオンの尾を伸ばしました。


1989年11月26日 04:46〜7分露出
撮影地:茨城県守谷市
機材:PENTAX 75EDHF(口径7.5cm屈折望遠鏡,fl:500mm)+OLYMPUS OM1ボディ
フィルム:水素増感 TP2415

撮影者:長谷川久也





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