マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)
2018年11月7.531日(世界時)、アメリカ・カリフォルニア州のドナルド・E・マックホルツ(Donald E. Machholz, Jr.)さんは、口径47cm
反射望遠鏡(103倍)を使って10.5等の彗星を眼視発見しました。 彼の報告によると、この天体は拡散した3′のコマがあり、30分以上の観測で西南西に少し移動していました。 また、11月8.533日(世界時)にも、この彗星の状況を観測しています。これは彼の12番目の彗星発見となりました。 日本人もこの彗星を発見しています。 11月7.8227日(世界時)、静岡県の藤川繁久さんは、焦点距離120mm(f/3.5)レンズで得たCCD画像から、この天体を発見し、12,0等と報告しています。 さらに、11月7.8410日(世界時)に、徳島県の岩本雅之さんが、口径10cm(f/4.0)のPentax SDUF IIの写真レンズ + Canon EOS 6D(カメラ)で得た画像から、この天体を発見しました。 光度10等と報告され、「中央集光があり、大きな青いコマが見える」とも報告しています。 これらの報告を受けて、世界各地の観測者が確認観測をした結果、彗星と確認され、発見時刻順に「マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)」と命名されました。 |
2018-10-11 (1) ほうきぼし |
2018-10-11 (2) 野口敏秀 |
2018-11-15 (1) 久保庭敦男 |
2018-11-15 (2) 野口敏秀 |
2018-11-16 (1) 久保庭敦男 |
2018-11-16 (2) c_m 野口敏秀 |
2018-11-18 甲斐雅一 |
2018-11-21 久保庭敦男 |
2018-11-23 野口敏秀 |
2018-12-08 甲斐雅一 |
2018-12-09 久保庭敦男 |