串田彗星(114P)
山梨県の串田嘉男氏は、1994年1月8.81日(世界時)に、口径10cm(F4)の望遠鏡を使用し、TP6415フィルムによる新天体捜索パトロールによってこの彗星を発見しました。 発見時の光度は13.5等で、パトロールフィルムの端に写っていたとのことで、強い中央集光と1〜2分角のコマがありました。 この彗星は、その後の観測と軌道計算により、周期7.20年の短周期彗星であることがわかりましたが、現在は周期7.59年となっています。 串田氏は、近年FM電波観測による地震予知研究でも知られていて、発見の舞台となった私設天文台である「八ヶ岳南麓天文台」は、1995年以降一般公開されていませんが、それ以前は天文台のあるペンション「八ヶ岳 星の村」として一般の人も利用出来ました。 当会も1987年の5月の連休に、ここを利用して合宿をしています。 |
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