ハーゲンローザー彗星(168P)
アメリカのハーゲンローザー氏( C. W. Hergenrother)は、1998年11月21.10日(世界時,以下同様)にカタリナ・スカイサーベイで撮影されたCCD画像の中から、この彗星を発見しました。 発見画像の撮影者は、スパール氏(T. B. Spahr)で、口径41cm(f/3)シュミット望遠鏡によるものです。 11月21.12日の画像では、北東へ移動しているのがわかりました。 ハーゲンローザー氏は、この彗星を17.3等と見積もり、集光度は中程度、PA80°に30〜60秒角の幅の広い尾がある、と言っています。 11月22日にも確認撮影がされています。 2012年の回帰では、9月下旬にアウトバーストを起こし、15等級から8等級に明るくなったことが観測され、近日点の10月1日後も何回かのアウトバーストを起こしています。 11月2日には、核から4個以上の欠片が分離されていることも明らかになりました。 周期は、6.9年とされています(2014年現在) |
2012-10-11 西山洋 |
2012-10-13 西山洋 |
2012-10-14 甲斐雅一 |
012-10-16 西山洋 |