ボリソフ彗星(C/2013 N4) 

ロシアのボリソフさん(Gennady Borisov,シュテンベルグ天文研究所 クリミア研究室:Crimean Laboratory, Sternberg Astronomical Institute)は、7月8.98688日(世界時)、口径20cm(f/1.5)アストログラフにより得た3枚のCCD画像から約20"のコマのある16.8等の彗星をぎょしゃ座で発見しました。
ノヴィチョノクさん(A. Novichonok)は、7月11.0日にイオノフさん(I. Ionov)がクリミアの口径32cm(f/4)ニュートン式反射望遠鏡で撮影した180秒10枚のフォローアップイメージから、大きく拡散した丸い1'.7角のコマがあり、全光度は13.5等に近いが、尾は見えなかったことを付け加えています。
その後、小惑星センターのNEOCP ウェブページに公表し、それを見た複数のCCD位置観測者に よって彗星状と確認され、この天体は、ボリソフ彗星(C/2013 N4)と命名されました。


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2013-11-13
C/2013N4 Borisov 2013/11/13
古山茂





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