アフリカーノ彗星(C/2018 W2) 

2018年11月27日、アメリカのグレーラーさん(H. Groeller : Catalinaスカイサーベイ, 0.68-m Schmidt望遠鏡)が27.51日UT(UTとは)に18.2等で、同じくアメリカのアフリカーノさん(B.M.Africano : Mt Lemmon 1.5-m反射望遠鏡)が27.53日UTに18.3等で、それぞれCCD画像から独立して彗星を発見しました。
グレーラーさんによると、30秒露出4枚で確りしたコマとp.a. 230-300°に明らかな尾が報告されています。
彼はこの 天体が約5"〜7"に拡張していることを指摘しています。
一方、アフリカーノさんは視野の縁の近くでこの彗星を見つけました。
追加撮影した画像では明るく、5"〜8"のこじんまりした核とこの核から数秒拡張した尾らしいものが見え、 p.a. 255-260°に伸びていることが報告されています。
今回の発見は、グレーラーさんが最初に発見したものの、アフリカーノさんの方が早く天体を通報し、グレーラーさんの通報が到着する前に、 この天体が小惑星センターのNEOCP ウェブページに掲載されたので、アフリカーノ氏のみの命名となりました。
中央局はアフリカーノさんの通報がおよそ11月27.55日UTで、グレーラーさんの通報受理の21分前であったとしています。


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2019-07-26
C/2019 W2 (Africano)-1
久保庭敦男
2019-08-03 (1)
C/2019 W2 (Africano)-
甲斐雅一
2019-08-03 (2)
C/2019 W2 (Africano)-3
久保庭敦男
2019-08-06
C/2019 W2 (Africano)-4
久保庭敦男
2019-08-30
C/2019 W2 (Africano)-5
久保庭敦男 
2019-09-06
C/2019 W2 (Africano)-6
久保庭敦男
2019-09-08
C/2019 W2 (Africano)-7
久保庭敦男 
2019-09-25
C/2019 W2 (Africano)-8
野口敏秀 
2019-09-27
C/2019 W2 (Africano)-9
野口敏秀 
 2019-09-28
C/2019 W2 (Africano)-10
久保庭敦男
 2019-09-30
C/2019 W2 (Africano)-11
野口敏秀 
 2019-10-10
C/2019 W2 (Africano)-12
甲斐雅一





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