テオフィルス・クレーター付近 

大きなクレータはテオフィルス・クレーター(直径105km)です。 内部に段丘があり、見事な中央峰を持つこのクレーターは、比較的新しい時代に出来たとされています。
この写真はその夕暮れを撮影したもので、裾野の荒涼とした光景には、目を見張るものがあります。
下部にある変形した小さなクレーターは、トリチェリ(直径23km)といい、とても小さな角度で隕石が衝突して出来たと言われています。


1989年8月23日 02h45m(露出3秒)
撮影地:茨城県守谷市
機材:ミカゲ31cm反射望遠鏡,タカハシJP-11にて拡大撮影(合成F67)
フィルム:水素増感TP2415フィルム(テクニドールLC 現像)

<トリミングしてあります>


撮影者: 長谷川久也






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