皆既日食

 

太陽全体をすっぽりと月が隠してしまう現象を「皆既日食」といいます。
「黒い太陽」とも呼ばれ、地球上で最も美しい自然現象の1つに挙げられています。

皆既中の数分間は、辺りが夕暮れのように暗くなり、星も見えてきます。

 

 

 

2012年11月14日の皆既日食
 皆既日食ハイライト

2012/11/14 
豪州東部時間:最上(06:35:36),上( 06:38:44),中(06:39:33),下(06:40:35),最下(6:44:55)
撮影地:オーストラリア・マリーバ(Mareeba, QLD, AU)
光学系:FC-65+レデューサ使用 (合成F5.9)
カメラ:Fuji FinePix S2 Pro(ISO100)
フィルター:ND400(最上、最下のみ)
露出:1/2000〜1/8秒
備考:天頂を上にした組み合わせ合成写真,トリミング

撮影者:甲斐雅一

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ダイヤモンドリング (第2接触) 
2012/11/14 豪州東部時間(6:38:43)
撮影地:オーストラリア・マリーバ(Mareeba, QLD, AU)
光学系:FC-65+レデューサ使用 (合成F5.9)
カメラ:Fuji FinePix S2 Pro(ISO 100)
露出:1/1000秒
備考:北を上に掲載,トリミング

撮影者:甲斐雅一
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 プロミネンス
2012/11/14 豪州東部時間(6:39:00)
撮影地:オーストラリア・マリーバ(Mareeba, QLD, AU)
光学系:FC-65+レデューサ使用 (合成F5.9)
カメラ:Fuji FinePix S2 Pro(ISO 100)
露出:1/1000秒
備考:北を上に掲載,トリミング
 

撮影者:甲斐雅一.
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 コロナ
2012/11/14 豪州東部時間(6:39:44)
撮影地:オーストラリア・マリーバ(Mareeba, QLD, AU)
光学系:FC-65+レデューサ使用 (合成F5.9)
カメラ:Fuji FinePix S2 Pro(ISO 100)
露出:1/1000〜1秒
備考:北を上に掲載,R-USM処理
 
撮影者:甲斐雅一
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 ダイヤモンドリング (第3接触)
2012/11/14 豪州東部時間(6:40:30)
撮影地:オーストラリア・マリーバ(Mareeba, QLD, AU)
光学系:FC-65+レデューサ使用 (合成F5.9)
カメラ:Fuji FinePix S2 Pro(ISO 100)
露出:1/1000秒
備考:北を上に掲載,トリミング

撮影者:甲斐雅一

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<<撮影者のコメント>>
3年前の奄美大島のリベンジを願って豪州ケアンズまで皆既日食を見に行きました。
この頃のケアンズは乾季から雨季への変わり目らしく、南東からの湿った海からの風の影響を受け不安定な天候でした。
今回の観測地のマリーバは、ケアンズから車で約1時間ほど内陸に入ったアサートン高原にあり、「1年の内300日は晴れる」と
言われている場所でしたが、日食当日の早朝には雨も降り出しました。
でも、その雨もすぐに止み、やがて満点の星空が広がり、その後は第1接触は雲にさえぎられたものの、終始、皆既日食を
堪能することが出来ました。
あの透明感のあるコロナの広がりや真っ赤なプロミネンスは、忘れることが出来ない美しさでした。 




2009年7月22日の皆既日食

2009年7月22日 中国・鳥鎮(ウーチン)にて
ビデオから切り出した画像

<<撮影者のコメント>>
今回はビデオのみでの撮影であった事と雲が多かった事もあり、画像としては満足の行く画像は
切り出せませんでしたが、ダイヤモンドリングだけは多少絵になるかと思いますので、第三接触直後の
画像を公開します。
ハイビジョンで撮影したモノを見やすい解像度に落としてあります。
画質的には小さい画像の方が見栄えが良い事とネットでのサイズを考慮してあります。

撮影者:長野浩一

 




1999年8月11日の皆既日食

1999年8月11日 北フランス・ヴィズユーにて
500mm望遠レンズ使用

撮影者:川木嘉

 

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ダイヤモンドリング(プロミネンスが見えています)

1999年8月11日 北フランス・ヴィズユーにて
500mm望遠レンズ使用

撮影者:川木嘉

 


   

1998年2月26日の皆既日食

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1998年2月26日 フランス領 アンティグア島にて
500mm望遠レンズ使用

撮影者:長野浩一

ダイアモンド リング(1998, 2, 26)

1998年2月26日 フランス領 アンティグア島にて
500mm望遠レンズ使用 

撮影者:長野浩一

  


 

  1991年7月11日の皆既日食

1991年7月11日 メキシコ・ソチカルコ遺跡にて
(薄い雲を通しての観測となりました)


撮影者: 金田興一

 

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月のリムから顔を出すプロミネンス(紅炎)

1991年7月11日 メキシコ・ソチカルコ遺跡にて

撮影者: 金田興一