SN2009fu in NGC846

 山形県山形市の板垣公一 (いたがきこういち) さんは6月1.746日(世界時)アンドロメダ座の銀河NGC846に15.7等の超新星を発見しました。
しかし、日本全国の天気は下り坂で、板垣さん自身や日本国内の天文台では確認観測をすることはできませんでした。
そういう状況の中、つくば市の清田誠一郎さんはアメリカのニューメキシコ州に置かれた望遠鏡をインターネット越しに遠隔操作し、3.45日にこの天体を観測し、確認することができました。
これによりこの新天体は超新星2009fuと命名され、正式に登録されました。
下の写真の印の先のところに超新星が写っています。



2009年6月7日未明 (2009 06 06.74822UT)  UT
観測場所: 第2利根彗星観測所

機材:口径20cm反射望遠鏡(F6)+ST−9E CCDカメラ,露光40秒

(超新星 精測位置)
2009 06 06.74822UT (UT)
赤経 02h 12m 09.02s
赤緯 +44°33′55.2″
CCD光度 15.2等,露光40秒
超新星は、NGC846の中心から、西へ36秒角、南へ11秒角の位置に出現。
                                 (測定者:古山茂)

<<撮影者のコメント>>
板垣さんがNGC846に発見した超新星の画像です。

撮影者:古山茂





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