シャーク星雲(LDN1235付近)

ケフェウス座にある散光星雲や暗黒星雲をサメの形に見立てて、「シャーク星雲」と呼んでいます。
シャーク星雲の各部分には、Lynds Dark Nebula 1235(LDN1235)、Van den Bergh 149(vdB149)、vdB150のカタログ番号が割り当てられています。
非常に淡いので撮影対象としては難物です。

 




サメのイメージを青い線で描いてみました      

2019年10月22日 22時43分 (10分露出×6コマ@-15℃)
撮影地:兵庫県
機材:SBIG ST-2000XCM+Nikkor 200mm, F4→F5.6


 <<撮影者のコメント>>
ケフェウス座に薄く広がる反射星雲(シャーク星雲)を撮影してみました。
画面左上の小さな暗黒帯(LDN1235)が、サメの横顔に似ていることから「シャーク星雲」と呼ばれているようす。
その下に見えるアーク状の極めて淡い発光星雲(LBN538)も微かに見えています。
このような淡い天体の撮影には、F2.8以上の明るいレンズが欲しいところです。

撮影: 甲斐雅一





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