オメガ星団

オメガ星団はケンタウルス座にあり、NGCカタログでは5139番として載っています。
視直径が65′もある球状星団中最大のものです。
日本からは南中高度が低く、見え方は大気の透明度に大きく左右されるので、見にくい対象の一つです。
南半球のニュージーランドでは、ほぼ天頂に見え壮観な眺めです。



撮影日: 2011/01/08 5:10 - 5:35,露出時間: 計24分(2分×12枚)
撮影地: 茨城県美浦村
望遠鏡: ボーグ125EDF4(fl=500mm)
カメラ: ニコンD70(IR改、ISO1600)
その他撮影機材: LPS-P1フィルタ使用
画像処理:ダーク&フラット補正,加算平均合成(上が天の北),トリミング,リサイズ

<<撮影者のコメント>>
2009年2月2日の投稿以来、2年ぶりのオメガ星団撮影です。
ほとんど同条件ですが、以前の画像は低空の赤みを押さえるため彩度をかなり落としてあります。
今回は彩度をあまり変えていません。この日は透明度が高い空で、双眼鏡でとてもよく見えました。ただ風が強く、ガイドがかなり揺れました。
1月初旬では明け方ぎりぎりで、南中する前に夜が明けます。
露出を抑え、代わりにコマ数を増やして背景の斑を押さえてあります。

撮影者:久保庭敦男 




撮影日: 2009/02/02, 撮影時刻: 4:11 - 4:38, 露出時間: 計24分(3分×8枚)
撮影地: 茨城県美浦村
望遠鏡: ボーグ125EDF4(fl=500mm)
カメラ: ニコンD70(IR改、ISO1600)
その他撮影機材: LPS-P1フィルタ使用
画像処理: ダーク&フラット補正,加算平均合成(上が天の北)

<<撮影者のコメント>>
明け方の低空に見えたオメガ星団を狙ってみました。気流の良い春のほうが像は安定するのですが、
透明度が無いとそもそも全く見えないので、撮影時期の設定が難しい天体です。

撮影者:久保庭敦男 




2001年8月17日  撮影地:ニュージーランド・デカポ湖周辺
機材:タカハシ製 FSQ−106(口径106mm屈折望遠鏡)


撮影者: 藤井徳寿




1997年5月2日     撮影地:ニュージーランド・デカポ湖周辺
機材:PENTAX 125SDP 使用(口径12.5cm屈折望遠鏡)
露出40分


撮影者:内堀健二