へびつかい座新星 ( V2670 Oph)

2008年5月25日に4人の日本人観測者によってへびつかい座に10等の新星が発見されました。
発見したのは、福岡県の西山浩一氏と佐賀県椛島冨士夫
(かばしまふじお)氏のグループ、静岡県の西村栄男氏、愛知県の長谷田勝美氏で、それぞれこの新星を独立発見しています。
西山氏と椛島氏のグループは、焦点距離105mm (f/5.6) カメラレンズを用いたCCD観測で25.693日に10.2等、西村氏は、焦点距離120mmのカメラレンズを用いた観測から25.706日に10.2等、長谷田氏は、焦点距離120mmのカメラレンズを用いた観測から25.69日に10.3等としています。


2008年5月27日 22時42分36秒〜22時43分06秒(自動ガイド30秒)
撮影地: 茨城県稲敷郡美浦村
機材: NikonD40+180mm望遠(ISO800)、ポータブル赤道儀TOASTによる自動ガイド

<<撮影者のコメント>>
たとえ晴れても薄雲か霞に覆われて透明度の良くない5月です。
25x100双眼鏡ではどうしても確認できませんでしたが、写真では簡単に写りました。
ただ、写真を写すチャンスもこの日しかありませんでした。

撮影者: 西山洋






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