M31の新星 2010 (M31N 2010-10a)

福岡県久留米市の西山浩一氏と佐賀県みやき町の椛島冨士夫氏のチームは、2010年10月5.551日(UT)に、40cm反射望遠鏡(F9.8,Meade 200R)+CCDカメラ(SBIG STL1001E camera)で撮影した7枚(各40秒露出)の画像から、アンドロメダ座のM31銀河の中に17.9等の新星を発見しました。
また、同チームは、翌6.538日(UT)に、この新天体が17.1等に明るくなっているのを確認しています。
なお、お2人は、9月30日にも同銀河に M31N 2010-09b を発見しています。

(下の写真で直線の交点にあるのが新星です)





<新星の部分を拡大>


2010年10月8日  19h46m27s〜 60秒露出,
撮影地:香取天体観測所
機材:23.5cm(F6.3)シュミカセ+CCD

<精測位置>  
2010 10 08 19h46m27s〜 60秒露出 (UT表示
赤径 00h 42m 45s.81 ,赤緯 +41 d24 '21".4, CCD光度 17.8等(出典星表:UCAC3 )
測定者:野口敏秀

<<撮影者のコメント>>
APPARENT NOVA IN M31: M31N 2010-10a の画像です。


撮影者: 野口敏秀





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