木星食

月に木星が隠される天文現象を「木星食(もくせいしょく)」と言います。
主に夜に見ることが出来ますが、天体望遠鏡を使うと、この写真のように昼間に木星食が起きた時も、観察することが出来ます。
確認し辛いですが、画面の中央から、やや左下にある、丸く白っぽく写っているのが木星です。


 
2012年7月15日 13:01:24
撮影地:茨城県龍ヶ崎市
光学系:タカハシFC-65(アイピース:PL25mm,合成F:F8.16)
カメラ:ニコンCoolPix 950(ISO設定:80相当,露出:1/140秒)

 <<撮影者のコメント>>
約11年ぶりに見られた木星食(潜入13:04:22・出現14:04:17@茨城県龍ヶ崎市)です。
この時の月と太陽との離角は約46度で、しかも薄雲を通しての撮影となり、コントラストが低くなりました。
このような天文現象は、やはり夜間の観測が適しています。
 
撮影者:甲斐雅一