2010年火星小接近 8

望遠鏡を通して見たイメージを画像ソフトで再現したスケッチ画像です。
また、近年の慣習で北が上になっています。

<<解説:長谷川久也>>
ほぼ中央に見える大シルチスから北極冠へ向かう暗色模様を見ています。
この暗色模様は、ボレオシルチス(北のシルチス)とニロシルチス運河と
思われます。
2010年3月3日 22h20m

機材:6.5cm屈折望遠鏡(179倍)
観測地:茨城県稲敷郡美浦村

Comments:
視直径12″を切ってますます小さくなっているが、模様は思った以上によく見えている。
12月と1月に集中して眺めていた慣れがあるのかもしれない。
2倍の視直径になる2018年にはどれだけ見えるのか空恐ろしくなる。


スケッチ:西山洋