2010年火星小接近 7
望遠鏡を通して見たイメージを画像ソフトで再現したスケッチ画像です。
また、近年の慣習で北が上になっています。
<<解説:長谷川久也>>
縮小しつつある北極冠から下(南)へ、アキダリアの海が描かれています。
下方の帯状の暗色模様は子午線の湾からオーロラ湾付近と思われます。
2009年末頃からですが、この時期も、アキダリアの海北方から北極冠の縁周辺で
極型黄塵が観測されていますが、6.5cmの口径では察知が難しいところです。
2010年2月23日 23h00m
機材:6.5cm屈折望遠鏡(179倍)
観測地:茨城県稲敷郡美浦村
Comments:
視直径はさらに小さくなって12.6″ほどだが、シーイングは安定していたので
模様はくっきり見えた。
スケッチ:西山洋