干潟星雲・三裂星雲(M8・M20)
天の川の中に浮かぶ干潟星雲(ひがたせいうん・M8)と三裂星雲(さんれつせいうん・M20)の姿は、色の対比が芸術的で、とても印象的です。 大きな赤い星雲が干潟星雲で約4600光年、干潟星雲の上方にある青い星雲を伴った小さな赤い星雲が三裂星雲で約5200光年の距離にあります。 どちらも散光星雲の仲間で、メシエ・カタログには干潟星雲をM8、三裂星雲をM20として載っています。 M20の左上方(北東方向)に散開星団M21の小さな姿もあります。 |
1997年5月3日 120分露出 撮影地:ニュージーランド・デカポ湖付近 機材:PENTAX 125SDP(12.5cm屈折望遠鏡) |
撮影者:内堀健二 |