月齢 1 以下

 

月齢1以下の細い月です。
日没後すぐに沈んでしまうので、空が低空まで澄んだ日でないとお目にかかれません。


月齢 0.9

hoso1.jpg (10491 バイト)

1988年4月17日 18:45(4秒露出) 
撮影地:守谷市
機材:タカハシFC100(10cm屈折望遠鏡 F8,バリエクステンダー×1.6)
    ミカゲ310型赤道儀 月面モードドライブにて追尾
フィルム:水素増感TP2415
(D19現像


≪撮影者のコメント≫
朔(新月)から約23時間後の月の姿です。
青空の中の月で、写真では、バックを黒くし、
見やすくしてあります。
実際には右の写真のような感じでした。

この日は、18:30頃から月の姿を補足出来ました。
朔から24時間以内の月を見れる機会は滅多になく、
この日は、とてもラッキー!でした。


撮影者:長谷川久也

 


夕空の細い月
2008年5月6日 19:19
撮影地:茨城県つくばみらい市
機材:ソニーDSC-R1

≪撮影者のコメント≫
田植えのすんだ田んぼのむこうに細い月が見えました。

夕空の細い月(拡大)

2008年5月6日 19時過ぎ
撮影地:茨城県つくばみらい市
機材:タカハシFC-60+リコーGX100コリメート

≪撮影者のコメント≫
「細い月」の自己記録更新です。太陽離角は13.0度。私の撮影した2008年2月8日の月より細く、
長谷川さんの1988年4月17日の月よりは太いです。まだまだ挑戦は続きます…。

上2枚の撮影者: 久保庭敦男


夕空の細い月 (月齢 1.2)
2008年2月8日 17:40頃(23枚合成)
撮影地:茨城県龍ヶ崎市
機材:タカハシFC-60+ニコンクールピクス5000(コリメート)


≪撮影者のコメント≫
どれだけ細い月が撮れるか、何度か挑戦しています。
この写真の撮影時点で自己記録を更新しました。
月齢で月の形を言い表すのは正確でないので、離角(新月=0度、満月=180度)で
表しますと、この写真は約14.7度です。
同じコーナーにある長谷川さん撮影の1988年4月17日の月写真は12.0度、
1986年2月10日の月写真が16.8度ですから、その中間になります。
もっと細い月を見たことはありますが、撮影はできませんでした。
まだまだ挑戦は続きます…。


同じ月齢でもかなり欠け方が違うことがあるので、私は位相角や離角を
計算して月の形の撮影をしています。

撮影者: 久保庭敦男


月齢 1.3

1986年2月10日 18h00m
撮影地:茨城県守谷市
機材:アストロ15cm反射望遠鏡(F8.5,直焦点撮影)
フィルム:トライX
(ミクロファイン現像)

≪撮影者のコメント≫
細い月ながら地形が写っています。
細い月は、とても神秘的な感じがして、見るのが楽しみになります。
でも、すぐに沈んでしまうのが残念ですね。

撮影者: 長谷川久也




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