SN2010gl in NGC6189

アメリカの超新星自動検出サーベイKAIT(Katzman Automatic Imaging Telescope)グループは、2010年7月18.29日(UT)、りゅう座のNGC6189銀河に18.8等の超新星を発見し、超新星2010gl(SN2010gl)と命名されました。
下の写真は、この超新星が8月4日に15.7等に増光したのを捕らえた貴重な写真です。


超新星は印(2本の線)の交点にあります。
2010年8月4日 (2010 8 4.51 UT)
観測場所: 香取天体観測所

機材:23.5cm(F6.3)シュミットカセグレン+BITRAN BT−11E CCDカメラ

(超新星 精測位置)
赤経 16h 31m 38s.58
赤緯 +59°37' 26".2
CCD光度 15.7等
使用星表 UCAC3星表(位置・光度共)
超新星は、NGC6189の中心から西へ17" 南へ10"

            (測定者:野口敏秀)

<<撮影者のコメント>>
7月18日にKAITにより発見された超新星2010gl です。
発見時は18.8等でしたが、昨夜の観測では15.7等まで明るくなっていました。
母銀河はNGC6189ですが、NGC6191でもあります。

撮影者:野口敏秀





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