SN2010dq in NGC57

山形県の板垣公一(いたがき こういち)さんは、2010年6月3.71日(世界時)に60cm望遠鏡で撮影した、うお座にある楕円銀河NGC57の画像に、17.3等級の超新星を発見しました。
板垣さんが以前撮影した画像を点検したところ、5月31.748日に撮影したときにも18.0等で捉えられていることが判明しましたが、それ以前の画像には天体はありませんでした。
その後、この超新星は正式に確認され、超新星2010dqと命名されました。


超新星は印(2本の線)の交点にあります。
2010年6月13日 02h21m31s〜 50秒 (部分拡大)
観測場所: 香取天体観測所

機材:23.5cm(F6.3)シュミットカセグレン+BITRAN BT−11E CCDカメラ

(銀河中心 精測位置)
赤経 0h 15m 30s.95
赤緯 +17°19' 42".32


(超新星 精測位置)
赤経 0h 15m 29s.70
赤緯 +17°19' 40".6
CCD光度 16.2等,露光50秒
使用星表 UCAC3星表(位置・光度共)
超新星は、NGC57中心から西へ18" 南へ2"へ出現
(測定者:野口敏秀)

<<撮影者のコメント>>
透明度が悪く、写りが悪いです。

撮影者:野口敏秀





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