SN2007ss in NGC4617

埼玉県比企郡の市村義美 (いちむらよしみ) さんは、2007年12月20日 (世界時) に16.6等の超新星を発見しました。
この超新星は、りょうけん座方向にある NGC 4617 銀河の中で発見され、使用機材は、口径28cmのシュミット・カセグレン式反射望遠鏡 (f/8) でした。
この望遠鏡を使ったCCD観測により撮影された2枚の画像の中からの発見です。




上の写真のNGC4617銀河の部分を拡大し、超新星を確認しやすくした写真

2007年12月24日(2007. 12. 23.84111 UT) UT
観測場所: 第2利根彗星観測所
機材:口径20cm反射望遠鏡(F6)+ST−9E CCDカメラ,露光30秒


(超新星 精測位置)
2007. 12 .23.84111 UT (UT)
赤経 12h 41m 06.12s
赤緯 +50°23′29.2″
CCD光度 14.59等
(NGC4617中心位置)
赤経 12h 41m 05.80s
赤緯 +50°23′35.6″
CCD光度 14.35等
 超新星は銀河中心から3秒角東、7秒角南に出現。
                         (測定者:古山茂)

<<撮影者のコメント>>
市村 義美さんがNGC4617に発見した超新星の画像を送ります。
午前1時、2時に起きたら曇りで、3時に起きたら雨が降っていましたが、
4時半に起きたら晴れていたので急いで撮影しました。
この星雲は14.3等と暗いため、小さな機材の私には捜索対象外です。
星雲の中心のすぐ近くに写っていますが、確認を容易にするためには、
もっとflの長いカメラが欲しいところです。

撮影者: 古山茂





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