SN2007sr in NGC4038

この超新星は、2007年12月18.53日(世界時)に、地球近傍小惑星の発見を目指しているカタリナ全天サーベイによって発見されました。
発見時の明るさはおよそ12.9等で、超新星は NGC 4038の南に伸びる腕の上にあります。
母銀河であるNGC 4038は、もうひとつの銀河NGC 4039と衝突して、形を大きく変えてしまった渦巻銀河で、ふたつを総称して「触覚銀河」と呼ばれており、その特異な形で有名です。
衝突している銀河では星が数多く生まれており、実際に、この2つの銀河では、これまで1921A、1974E、2004gtと3個の超新星が出現しています。



2007年12月24日 05h43m14s〜24s(露出10秒)
観測地: 第2利根彗星観測所

機材: 口径20cm反射望遠鏡(F6)+ST−9E CCDカメラ

<<撮影者のコメント>>
触覚銀河に出現した12等台の明るい超新星を撮影しました。

撮影者: 古山茂





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