SN2007af in NGC5584

山形県の板垣公一氏は、3月1日 (世界時)、おとめ座にあるNGC5584銀河の中 に、15.4等の超新星を発見しました。
この超新星は、口径60cmの反射式望遠鏡を使い、CCD画像での発見です。
この発見は、直ちに国際天文学連合電報中央局に報告され、超新星「2007af」と正式に命名されました。
また、この銀河には1996年8月、富山県の青木昌勝氏も超新星「1996aq」を発見しています。
下の写真の矢印の先が超新星「2007af」です。




2007年3月13日明け方(2007. 3. 12.60638UT) UT , 露光時間10秒
観測地:第2利根彗星観測所
機材:口径20cm反射望遠鏡(F6,中村鏡)+ST−9E CCDカメラ

≪撮影者のコメント≫
板垣さんが、NGC5584に発見した超新星画像を、今、捜索の合間に撮影し測定しました。
発見時より、明るくなっているようです。 
今年も、板垣さんは10〜15個くらい発見しそうですね。

撮影者: 古山茂


↓ 比較画像(こちらには超新星が写っていません)
2007年2月3日明け方(2007. 2 .2.81UT)  UT  , 露光時間10秒
観測地:第2利根彗星観測所
機材:口径20cm反射望遠鏡(F6,中村鏡)+ST−9E CCDカメラ
撮影者: 古山茂





 超新星2007af  精測位置観測

2007. 3. 12.60638UT    ( UT )

赤経  14h 22m 21.05s
赤緯 −00°23′ 37.9″
CCD光度 13.9等

撮影機材:タカハシMT200(中村鏡)+ST-9E
露光 10秒

               観測者:古山茂






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