SN2006my in NGC4651

山形市の板垣公一さんは、2006年11月8日と9日(世界時)に、口径60cmの反射式望遠鏡(F/5.7)+CCDで撮影された画像から、15.3等の超新星を発見しました。
この超新星は、かみのけ座銀河団のNGC4651に出現しました。
この発見は、直ちに国際天文学連合電報中央局に報告され、超新星「2006my」と命名。
今回の超新星の発見により、板垣公一さんの通算での超新星発見数は合計25個となり、ご自身の持つ日本人アマチュア天文家による超新星発見個数の最多記録を更に更新中です。
写真の矢印の先が超新星です。

 

2006年11月18日明け方(NOV 17.81267UT) UT
撮影地:第2利根彗星観測所
機材:口径20cm反射望遠鏡(F6)+ST−9E CCDカメラ, 露光時間10秒

≪撮影者のコメント≫
板垣さんが、NGC4651に発見した超新星を、撮像しました。
それにしても、板垣さんは物凄い活躍ですね。 近い将来、100個突破は確実でしょう。

撮影者: 古山茂

 

超新星2004my 精測位置観測

2006.Nov.17.81267UT       ( UT )
赤経 12h 43m 40.77s  (2000年分点)
赤緯 +16°23′14.4″
超新星は、NGC4651の中心から、西に27″、南に22″の位置にあります。
CD光度 14.8等

観測者:古山茂

 



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