プレアデス星団(M45)
プレアデス星団は、メシエカタログでは45番目に登録されていて、日本では、和名「すばる」として良く知られています。 肉眼では5〜7個の星の集まりに見え、私達から約410光年の、星雲星団としては比較的近いところにあります。 その構成する星々は、若い年齢(と言っても6千万歳程度の星が多い)の青白い高温の星の集団です。 星団を構成する星々の周囲には、青白く輝くガスが広がっていて、これは星々の周りにある星間ガスが、星団の星々の光を反射しているためであると言われています。 特にメローペ(23番星:画面中央やや右下の明るい星)の周りのガスは、その美しさで有名です。 プレアデス星団の主要な星には、ギリシャ神話の巨人アトラスとニンフのプレイオネの名前と彼らの間に生まれたプレアデス7人姉妹 (アステローペ,メローペ,エレクトラ,マイア,タイゲタ,ケレーノ,アルキオーネ)の名前が付けられています。 プレアデスは月の女神アルテミスに仕えていました。 |
2007年12月5日 20時頃 撮影地:水戸市内 機材: タカハジFSQ-106+K-10D 直焦点 ISO1600、MF,露光30秒、 ダークフレーム処理後5こまコンポジット |
≪撮影者のコメント≫ 露出30秒につき青白く光る星間ガスに囲まれた写真にはなりませんが、 かすかに青白く包まれた星は実際の見え方のような穏やかな写りになっていると感じます。 ちなみに30秒はオートシャッターの最大値にすぎませんが。 |
撮影者: 藤井徳寿 |
2004年11月7日 2:56〜3:17,
計8分露出(2枚合成) 機材: ボーグ125ED(F4)望遠鏡 + ニコンD70
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≪撮影者のコメント≫ 意外にもギャラリーになかったので投稿してみました。 星雲の細部まで写し込むのはなかなか難しいですね。 |
撮影者: 久保庭敦男 |