準惑星 ハウメア(136108 Haumea)

ハウメアは、準惑星に分類される、冥王星型天体の1つで、細長い形を持つことで知られています。
スペインのシエラ・ネバダ天文台でホセ・ルイス・オルティスらのグループが、2003年に行った観測を2005年に再分析した時に発見し、2005年7月29日に公表しました。
その後、2008年9月に準惑星(冥王星型天体)として認められました。
名前の由来は、ハワイ諸島の豊穣の女神ハウメアです。
ハウメアは、変光周期などから3軸不等楕円体だと考えられており、長軸の長さは冥王星に匹敵すると推定されています。
3軸径は、約1960km×約1518km×約996km、公転周期は約282年とされています。
また、ハウメアには衛星が2つ発見されています。
第1衛星はヒイアカ、第2衛星はナマカと命名されました。いずれもハウメアの娘に由来しています。
ハウメアには、輪も発見されています。


 
2019年4月  4/4- 01:40:38,4/5- 02:24:06,ISO800,3分×20コマ 
撮影地:茨城県牛久市
機材:笠井トレーディング製GS200望遠鏡+FL+D5500+LPR2(fl=1624mm) , 一時的な雲,一時的な風,透明度3/5,月なし




撮影者:久保庭敦男